2007年11月14日水曜日

狂犬病が大流行。




【北京12日共同】中国衛生省は十二日、今年の全国の狂犬病患者が十月末までに前年同期比2・4%増の二千七百十七人に達し、「厳しい感染状況にある」と発表した。五千三百二十三人が死亡した一九八三年以来の流行の勢いで、注意を呼び掛けた。
狂犬病は発病後の死亡率がほぼ100%で、有効な治療法はないとされる。中国はインドに次ぎ狂犬病患者が多く、一九八○年代は流行が最も深刻だった。九六年に患者数は百五十九人にまで減ったが、二○○○年以降、再び感染が拡大。○六年の患者数は三千二百七十九人に上った。
一部の地方自治体が狂犬病対策としてペット犬の強制処分などを行い、動物愛護団体の反発を招いているが、報道官は「人の健康を守るためやむを得ない場合もあるが、処分は合法的かつ慎重に行うべきだ」と述べた。

中国新聞 07.11/13 著作権法第32条より「引用」


やはり…

中国では狂犬病が大流行の気配を見せています。

基本的に海外に出られた方は現地のワンコに触れることは避けた方が良いと思っています。
どんなに愛くるしく可愛い小型室内犬であろうとも。

日本での感染は既に半世紀以上発生していません。
それでも海外旅行先で犬に噛まれたお二人が帰国後発症し亡くなっておられます。

ご承知の通り狂犬病が発症した場合、現代の最新医療ですらほぼ100%の致死率となってしまいます。

狂犬病予防ワクチンを接種している一般の日本人など皆無に等しいでしょう。

可愛い子犬と触れたばかりに、噛まれ、感染し、死亡する可能性があるのです。
更に、国内に戻ってから他のワンコに移してしまう可能性すら。

衛生管理の整った欧米ですら僅かな国を除けば狂犬病に侵されています。

十分にお気をつけ下さい。

さて、中国での狂犬病流行で辛いことは…

かの国は感染症予防対策として犬の殺害を行います。

他の動物にも感染するのですが身近な犬を対象として、しかも可愛がっている飼い主自ら殺させたり、目の前で撲殺させたりと無残な行為を行うのです。

まさか中国全土の犬を殺すことが出来るとは考えていないでしょうに。

世界各国との窓口が広がり、流通が簡単に出来る現代社会において、ワンコの輸出入を禁じることなど出来やしません。

しかも、犬肉を食す習慣も持っており、陸続きで他国と接している大陸なのですから。

考え方を改め、まさに強権を発動してでもワクチン接種を広く行い、狂犬病の撲滅を狙った方が早いと思うのですが。

とにかく、国外旅行の際はワンコに触れませんように。

万一、国外でワンコに噛まれたら大至急医療機関に行き適切な治療を行ってもらって下さい。

あなたとワンコの為に。


HPにもお越し下さい♪  
ブリーダーハウス puppy's mama
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掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。

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