2007年11月30日金曜日

連れ出して絞殺しても。




調べによると、男は4月15日午前3時ごろ、近所に住む自営業の男性(40)が飼っていた犬をおりから連れ出し、近くの空き地でビニール製のひもで首を絞めて殺した疑い。翌16日、男性が「犬を盗まれた」と同署に届け出た直後、男が犬を殺したことを男性に認めた。犬の死がいは殺した空き地に埋められていた。
殺されたのは9歳の雄のラブラドールレトリバーで、同署が算定した被害額は5万円。2人は面識があり、家は100メートルほど離れている。

2007年5月23日20時36分配信 毎日新聞 著作権法第32条より「引用」


こんな馬鹿者がいます。

何を考えて?

飼い主への怨み、ワンコの鳴き声や糞尿臭に耐え切れなかったのか…

それにしても殺せば良い等という考え方を持った人間がいるだけで軽蔑します。

このような愚か者は、これからも気に入らない事があれば殺しを伴おうとも強行するようになるでしょう。

だって、殺しを犯しても僅か5万円で解決できるのですから。

むしゃくしゃしたストレス解消で殺したのかもしれませんし、遊び半分で殺したのかもしれません。

それでも僅か5万円。

残念ながら成犬の販売価格だけを考えるのならば5万円とは頑張った方。
飼育した食事代や病院代、管理費などは含まれないのですね。

犬殺しに飽きてしまったら、今度は近所の子供やか弱い女性を狙うのですか?
こんな男を野放図に放していれば、何をしでかすか想像出来ます。

動物愛護管理法の違反や窃盗罪を入れたにしても初犯であれば執行猶予を伴う軽微な罪で間逃れましょう。
こんな男が近隣にいなくて幸いです。

そろそろペットを物と同じ値とする考え方はやめましょうよ。
法律がペットを物と認めている限り、我が国は動物愛護の先進国にはなれないでしょう。
そして、いつまでも簡単な考えで盗んだり、危害を加えたり、殺すものさえ出続けるのかもしれません。

ペットは家族の一員であり、精神的な心の絆は深く、ペットロスや行方意不明になったからと心の障害になる方も多くおられるのですよ。


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掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。

2007年11月29日木曜日

住民に拒否されても愛護と言えるのか。




大阪市の動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」(林俊彦代表)は27日、滋賀県高島市今津町酒波(さなみ)の犬舎施設「滋賀シェルター」に小型犬20匹を車で搬入した。林代表の飼い犬以外では初めて。
アーク・エンジェルズ側は「犬は連れてきていい」と地元との話し合いでほぼ合意したとしているのに対し、住民側は「話し合いでの要望はすべて拒否されている。合意もしていない」と反発しており、今後も反対運動を続けるという。
搬入は関係者約20人が見守る中、スムーズに行われた。車5台に分乗したボランティア13人が同行した。20匹は里親が決まっている犬などで、半数は皮膚病の疥癬(かいせん)が完治した犬という。

京都新聞 07.11/27 著作権法第32条より「引用」


なぜこの団体は、ここまで強行に物事を進めるのでしょうか?
犬のためならば、人間はどうでも良いのでしょうか?

広島ドッグパークのワンコ達の救助劇でも、結局は寄付金の使途不明や運営方法に非難や疑問が集まり、大層気持ちの悪い終結を見ました。

なにか一種の新興宗教にも感じます。
代表の言葉にスタッフは是非もないまま、愚直に行動している様に感じます。
周りの人々から意見や顰蹙を浴びようとも、頑固にかまわぬ姿勢を貫き、強行してしまいます。

これで良いのでしょうか。
これが動物愛護を謳うボランティア活動なのでしょうか。

たしかにボランティアを行う方の中には、少し考え方の違う方や、しゃにむに進めてしまう方、意固地になられてしまう方もおられます。
犬猫が苦しんでいるのは人間のせいだから、人間は譲歩し、犬年の愛護が何よりも最優先される様なことを大言される方々もおられます。

ただ、犬と人とを天秤にかければ間違いなく人を選ぶ方が人類の大半であろうし、無理を押し通そうとしても障害やトラブルが巡ってくるのですから、対話による解決を模索し、共存の道を図るべきと思います。

それすら分からず、犬猫の為と名を打って強行する姿勢は嫌いです。
「犬猫の為」、「動物愛護」と言う看板は、はずして頂きたい。
迷惑ですから。

根本となる搬入一つを取っても、住民側とアーク・エンジェル側との食い違いがあろう訳がございません。
アーク・エンジェル側が勘違いをしているか、無理やり思い込んで強行しているかしか捉えようもありません。

酷い話です。
「愛護」、「ボランティア」の看板の力で、保健所や警察も明確な処置も出来ないようですが…

一般住民が、人獣共通感染症の恐れを持つことは当たり前のこと。
20匹の内、半数は皮膚病の疥癬(かいせん)が完治した犬と言うだけで不安が募ります。
又、説明会の際に林代表と獣医師は犬猫から感染する疥癬の原因となるダニは人間の皮膚上では3週間以上生きられないと説明したようですが、それまでは生きられるということですし、疥癬の症状も現れることは丁寧に分かりやすく伝えたのでしょうか。

アーク・エンジェルのお陰で、動物愛護を語る者たちとはそんなレベルなのかと思われてしまうと、本来の愛護が適わなくなります。

動物愛護と名乗り、自己の欲求のままに他人の迷惑を顧みず強行している痴れ者としか思えません。


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2007年11月28日水曜日

タヌキにテンパ。




3月下旬から5月中旬にかけて、田辺市内で衰弱したタヌキなどの野生動物9匹が相次いで見つかった。田辺市稲成町の市ふるさと自然公園センターの鈴木和男さんが研究者に依頼して、そのうち3匹を調査したところ、犬ジステンパーのウイルスに感染していた。9匹とも保護まもなく死んだ。鈴木さんは「流行時期や感染範囲を調べたい。衰弱した動物を見た人は連絡してほしい」と情報を求めている。
犬ジステンパーはイヌ科やイタチ科などに感染する病気。紀南地方で生息する動物ではイヌやイタチのほか、タヌキ、アライグマ、キツネ、テン、アナグマが感染する。ペットのフェレットなどにも感染する。北米ではたびたびアライグマで流行している。

株式会社 紀伊民報  ('07/05/15)


ワンコ業界の中で、流行していると噂が出るだけでも震えの出る感染症は2種類あります。

実際には、狂犬病やブルセラ症等の恐ろしい感染症も数多くあるのですが、実際は日本での感染事例が半世紀以上なかったり、感染力が存外強くない等、こちらはたいした話題にはなりません。

2種の感染症とは「犬パルボウイルス」と「犬ジステンパー」。

予防ワクチン接種もせずに感染してしまうと非常に高い確率で苦しみながら亡くなる事となります。
又、更に恐ろしいのは感染力の強さです。

犬パルボウイルスは、僅か30年ほど前に突然現れた感染症です。
当時は今ほど優れた治療方法もなく、「ぽっくり病」とか「犬コロリ」とか言われ、発症するとトマトジュース状になった血便を、忘れることの出来ない匂いと共に垂れ流す様になります。
又、近くにいる犬に次々感染し、バタバタと亡くなる事となるのです。
発症したワンコの糞尿の飛沫が靴などにごく僅かに付いただけで広がる感染力の強さを持っていますので、ワクチン接種をしていない限り安心は出来ません。

犬ジステンパーは「テンパ」と略して言うほど身近にある病です。
ワクチン接種によって予防できますが、ワクチン前に感染してしまうと殆どの子が亡くなってしまう致死率の高い病です。
痙攣等を起こし、衰弱していく姿は見るに耐えられません。
感染力も非常に高く、昔は村で1匹発症するだけで全ての犬が見られなくなると言われた恐ろしさを持っています。

*疾病に関しては命に関わりますので、予防法、治療法等の詳細に付きましては獣医師の指導を必ず仰いで下さい。

しかしながら、自然界の生き物達にも犬ジステンパーが広がっているのですね。
怖い…

感染源が広がるということは、更に病が広がる可能性が高くなったということ。

しかも、狸や狐がいなくなったら食物連鎖も崩れ生態系が破壊される可能性もあります。

さて、お宅のワンコの予防接種は終わっていますか。

必ず接種しなくてはいけない感染症予防ワクチンは記憶して下さい。

ただ、ワクチンの効果や副作用の問題から1年後の再接種の後には、3年毎の接種間隔を推奨している米国動物病院会(AAHA)等もあるようです。

やはり掛かり付けの獣医師によく相談して下さい。

ちなみに、犬パルボ、犬テンパとも人間には感染致しませんので不要な危惧等お持ちになりませんよう。


著作権法第32条より「引用」

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2007年11月27日火曜日

伊豆高原ドッグフォレスト。



株式会社コジマは、静岡県伊東市にある伊豆高原ドッグフォレストの運営引継ぎを決め、破産管財人と契約を結んだ。
約300頭の犬たちと共に走り、遊ぶことのできるドッグパーク"伊豆高原ドッグフォレスト"。
2003年に当初16万人の来場者を見込んで開設されたものの来場者数は約半数に留まり、年間1億円の赤字を抱えていた。
今後株式会社コジマは、引き継いだ後も"伊豆高原ドッグフォレスト"の名称を変える予定はなく、現在の施設に2億円をかけて雨天時にも利用できる施設に整備。
初年度 見込み来場者数13万人と売り上げ2億円を目指し、ポニーなど犬だけでなく新しい動物を加えることで施設の魅力を高めていく。

2007/3/22 犬 ニュース01(ゼロワン)  著作権法第32条より「引用」


ドッグパーク等のワンコを扱ったテーマパークって嫌いなんです。

良い話を聞いたことないから。

広島ドッグパークを始め、一時日本各地で竹の子の様にオープンしたドッグパークも現在継続して営業している箇所は僅かです。

なにより切ないことは、つぶれてしまったテーマパークのワンコ達。

虐待され、狭いケージに閉じ込められ、食事も満足に与えられず、衛生管理もされず、ゆっくり訪れる死を待つだけなのです。

事業欲だけで設立し、生き物相手と言うことを忘れ、命を商売に結びつける彼らを好きにはなれません。

ちなみに、伊豆高原ドッグフォレストを運営していたのはエムケースエマツ株式会社。
既に破産済み。

残るワンコ達を引き受け、事業を継承したのが株式会社コジマさん。
ペットショップの全国展開で有名なお店です。

何はともあれ、㈱コジマさんには約300頭にも上るワンコを引き受けて下さり感謝です。

でもね…

青年期にはブリーディング用の台牝とし、老年になれば人とのコミュニケーションを担うなんて、一石二鳥のワンコ使いは机上の空論。

ついでにパークに遊びに来た観客に、その仔犬を買ってもらいましょうだなんて都合良過ぎです。

そんなついでのブリーディングで質の高い子を繁殖できる訳ないじゃないですか。

不特定多数の人間が、がやがや高笑いし、休む時間も奪われたワンコがまともな子犬を産める訳ないじゃないですか。

老犬になれば、生き生きとした若さはなくなり毛も抜けてしまうのに、そんな子のお子守を入場料を取った来場者にさせるのですか。

人の都合で犬を弄ぶ事はやめましょう。

動物愛護と言うのならば、大手事業者であろうと止めさせる事も必要です。


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2007年11月26日月曜日

ホームページで里親探し。




広島市動物管理センター(中区)が県内自治体として初めて導入したホームページ(HP)での迷い犬情報が効果を上げている。掲載した87匹のうち、飼い主の元に戻った犬は31匹。「里親」に引き取られた犬も4匹いる。法改正で12月10日から犬などの保護業務が警察から原則自治体に移るため、早めの対策を始めた。HPからは犬を保護した場所や種類、性別、首輪の有無などの情報を写真付きで提供している。飼い主からだけでなく、近所の人がHPを見て連絡してくるケースもあった。

中国新聞 '07/11/25  著作権法第32条より「引用」


良きこと。

私は山梨県から「動物愛護推進員」に委嘱されているのですが、実際愛護といっても何に対してどの様に行えば良いか等、色々な考え方もあり苦慮しています。
動物を愛し守りたい自体は同じ考えなのですが、行動に移すとなると難しいのが本音なのです。

それでも皆の意識下で問題となっているのは、迷い犬も含めた不要犬、捨て犬についてです。

大半のワンコが殺処分を受ける運命となります。
それは、赤ちゃんであろうと、純血種のワンコであろうと保険所や愛護センターなどの施設に送り込まれたら結果は同じこと。

いかに「里親」を探し、処分を免れ、幸せな生活を送れるかを探してあげることが重要なのですが…

関係機関の職員さん達も譲渡会を開いたり、地元のボランティアグループと協力し里親探しに奔放されてはいるようですが、実際に迎えられる子はほんの僅か。
厳しい現状があります。

広島動物管理センターでホームページを開設したきっかけは、改正遺失物法が12月に施行されることからだそうです。
現在は警察署で保護されるワンコ達は約2週間の期間があってからセンターへ運ばれます。
それが施工後は、警察署を経由せず速やかにセンターに運ばれる為施設の能力をオーバーしてしまう恐れがある為。

施設に問題があるからと、慌てて策を練った感も否めませんが。

かまいません!

少しでも多くのワンコが救われるのでしたら。

成功事例があるのですから、各都道府県の保健所や愛護センターも参考にされ、同様のホームページを開設されればいかがでしょうか。

更に、各都道府県によって違う県条例のようなものでしょうが、県内在住者しか里親として引き取れないなどと言った約束事はなくしましょう。

目的はあくまでもワンコの幸せなのですから。

ブログを書いていて今更ながらに思ったこと。

「不要犬」「捨て犬」と言う言葉の醜さ。
こんな言葉は嫌いです。


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2007年11月20日火曜日

助成金を出します。



犬、猫の避妊・去勢に対する京都市の助成件数が、本年度上半期で前年度を上回ったことが、18日までに分かった。本年度から助成の予算額を増やしたことが主な要因で、これに応じて市が引き取る犬も徐々に減少傾向にあるという。避妊・去勢については動物愛護の立場から議論はあるが、市は「ペットブームの中、数を調整する必要がある」として、さらに奨励する方針だ。
市内在住の飼い主への避妊・去勢助成額は、登録届が出され、年に1回、狂犬病予防注射をしている犬に対し、雄5000円、雌6000円、猫は雄、雌とも3000円が支給されるほか、市獣医師会も同額助成している。

Kyoto Shimbun 2007年11月19日(月) 著作権法第32条より「引用」


ありがたい話です。

助成金があることで、避妊・去勢手術を行う決心を付けられる方も増えると思います。

それは金銭面の援助がありがたいばかりではなく、市町村役所が助成金を出すという自体が避妊・去勢手術を認めているということとなります。

避妊・去勢には賛否両論あることは承知しております。
それも一般の飼育者から、教育者、知識人、ペット業界関係者、獣医師まで、全ての人が統一の見解を出しているわけではないのです。

私たちにも、仔犬を嫁がせたお宅からご質問を頂きます。

傷一つない体にメスを入れて良いの?
全く問題のない子宮などの臓器を取るのは良いの?
神様が赤ちゃんを産める体を授けてくれてのに人間の思惑で手術をしてしまって良いの?
一度は赤ちゃんを産ませた方が良いと言う人がいるけどホント?
赤ちゃんを欲しくなったら、再手術で産めるようになるの?
麻酔や手術での事故や後遺症は無いの?
ホルモンバランスが崩れたりするってホント?
従来あるべき臓器を切除してデメリットは無いの?

メリット・デメリットあります。
どちらが完璧に良いなどと言うことはありません。

それでも私は、将来赤ちゃんを望まないのであれば避妊・去勢手術をお勧めします。

それは、
意外にワンコの出産の危険性が母子共に高いこと。
育児放棄をする子が多いこと。
未熟児や奇形児が産まれる可能性のあること。
生ませるための費用負担が高いこと。
血統書登録が案外大変で費用も掛かること。
赤ちゃんの嫁ぎ先を見つけるのが難しいこと。

など多くの課題が山積するからです。

お住まいの市町村によって助成金の有無、資格、助成金額が違います。
衛生課や保健所、動物愛護センターなどに直接問い合わせて下さい。
掛かりつけの獣医師がご存知の場合も多いです。

ここで一つだけお願いです。

大切な税金を使って、個人の趣味・趣向で飼育している犬や猫の避妊・去勢の手術費用を一部であろうと負担することは、特定の人物に対し贔屓している。
認められない!

なんて仰らないで下さい。

実際に、保険所や愛護センターには税金から多額の予算が入り使われています。

その中から、殺処分の為の費用も負担されていると思えば、同じ予算ならば不幸な命を産み出さない様にすることの方がはるかに良いと思いませんか。


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2007年11月19日月曜日

生焼けの死体で返す。



ペットの火葬をめぐり、トラブルが相次いでいる。焼却炉を備えた車で飼い主宅まで出張した業者が、死骸(しがい)を焼却炉に入れた後に数十万円の高額料金を請求するもの。「嫌なら今すぐ焼却炉から出す」「遺骨を返さない」--などとすごみ、飼い主の愛情につけ込み金を要求する。ペットブームに便乗した悪質商法に、各消費者センターは注意を呼びかけている。
同センターなどによると、業者は違っても手口には共通性がある。HPには小動物から大型犬まで、体重別に1万円台から数万円の料金が表示され、一部に「高速料金がかかる場合がある」などと書かれている場合もあるが、料金が請求されるのはきまってペットを焼却炉に入れた後。大型犬で火葬料金が6万円弱のはずが40万円請求された40代の男性もいた。
動物の火葬業者には基本的に法的規制がなく、同センターは「事前に見積もりを出させるなど料金の確認が必要。納得できない場合は、支払いや書類へのサインを急がないように」と話す。

11月17日15時1分配信 毎日新聞 著作権法第32条より「引用」


とんでもない…

このような愚か者たちの名前を公表することはできないのでしょうか?
これだけの情報だけですと、知らずに被害をこうむる方々が増え続けてしまいます。

しかし、酷い!

愛する家族を亡くし、寂しさに打ちひしがれ、ペットロスに苛まれている方に対し、脅迫及び詐欺行為をはたらき金銭を巻き上げています。

法規制がないとは、どうなっているのですか!
明らかに、広告で騙して、金を奪っているだけではないですか。
警察をはじめ、関係機関は何をしているのですか。

愛するペットが亡くなったばかりでパニックに陥っている方に対し、見積りを先に提出させるなどとは厳しく感じます。
夏の暑い時期に、亡骸を一刻も早く弔ってあげたいのは愛犬家に関わらず人間として当たり前のこと。

弱り目に付け込み詐欺行為を働くなんて、私は絶対に許しません。

知識がない方なら騙して金銭を巻き上げても良いことになってしまいます。

このようにペットが増えている現代なのに、公的機関が亡骸を弔う手段をあらわにしていないことに不服を持っていました。
実際、市町村の衛生課等に相談するとゴミ焼却場へ持ち込み、ゴミと一緒に焼くように指示されます。
我が子として可愛がっているワンコを、ゴミとして焼けと言うのです。

かと言って、公園や野山で埋葬したり火葬した場合は不法投棄や廃棄法等により処罰されますので不可能なのです。

いままで相談されるとこのような民間火葬業者を紹介しておりました。
私が紹介した先にこのようなトラブルは発生していないようですが…

抗議をすると「生焼けで犬を返す」などと言われたり、警察通報後も電話で執拗に残額の支払いを請求されたそうです。

許しがたい…

料金内訳の提示は書面ではなく口頭だけの場合もあり、全額を払わないと残額を支払う「示談書」名目の念書を取られたケースさえ発生しております。

騙され、脅迫されているのに、該当の法律が見つからないとの見解が認められますか?
明らかな違法行為ではないでしょうか。

早急にトラブルを起こしている業者名の開示、法的規制、今までにこのような行為を犯した事業者の厳重な処罰を要望します。

又、動物愛護推進員として微力ながら関係機関にペットの火葬に付いても働きかけようと思います。

皆さん、現在は違法行為がのさばっているようです。
十分ご注意下さい。


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2007年11月15日木曜日

高齢者は犬を飼えない。

「私が死んだら,財産はすべて愛猫のエリザベスにあげるザマス。
ほかの人間がこれに触れることは許さないザマス。
屋敷も,クルマも,プールも,豪華な衣装も,すべてエリザベスのものザマス!」
これは認められるでしょうか。
結論からいうと,ペットは法律的には「モノ」ですから,結論からいうとペットが遺産を相続することはできません。
机やクルマが,遺産を相続することができないのと同じことです。
法的に「相続」は人しかできませんが,人に相続をさせるときに条件を付けることができます。
相続を受ける人に対して,「子ネコに1日一缶のエサを与えること」とか,「焼き魚を与える際には,小骨を取ってからあげること」とか,条件を付けて相続させることができます。
結果的に子ネコは,被相続人の遺産で今までと同様の生活を営めるようになります。
このように,自分の財産をペットに残したい場合には,人に相続させながらも動物の世話をしてもらう条件を一緒に残す「負担付贈与」という方法を使うことができます。

ペットの法律知恵袋 Ver.2-3 07.11/13 著作権法第32条より「引用」


ふむ。

さすがにプロのお言葉。
簡潔明瞭で分かりやすいですね。

海外では数十億円もの財産をペットに贈与したなんてニュースも入ってまいりますが。

最近、特にペットは家族の一員であるという認識が高まり、核家族化の中、高齢者が飼育する例が増えています。

なかなか会えない別居されているお子さんやお孫さんへの愛情は変わらないのでしょうが、寂しさを紛らわす為にも、より幸せな生活を築く為にも、愛を捧げられる生活従事者は必要と考えます。

高齢者がワンコを愛する姿は美しくも感じます。
慈しみ、守り、語らうことが出来る喜びを感じます。

ワンコが仲を取り、そこから更に友人が増えたり、夫婦の会話も弾むようになります。

相談もお受けするのですが、心配事は唯一飼育される方が高齢であること。

病により体が弱ったり、施設で世話を受けなくてはならなくなったり、亡くなられる場合もございます。

そこで心配になるのは愛情を注いだワンコの今後の生活。

新たにお子さんのご家族に迎えられれば良いのでしょうが、各自生活を営んでおり、環境等の問題で飼う事が適わぬ場合も多々あるようです。

それでも愛を注いだワンコを保健所等へ送り込むことも出来ません。

里親さんを探したり、ペットショップやブリーダーに問い合わせたり…

このような対処方法を知っていれば救われる可能性も高くなります。

贅沢はさせられなくとも、不足のない生活を送らせてあげることはできるでしょう。

「負担付贈与」要チェックです!

これで安心して高齢者もワンコとの暮らしを検討できます。


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2007年11月14日水曜日

狂犬病が大流行。




【北京12日共同】中国衛生省は十二日、今年の全国の狂犬病患者が十月末までに前年同期比2・4%増の二千七百十七人に達し、「厳しい感染状況にある」と発表した。五千三百二十三人が死亡した一九八三年以来の流行の勢いで、注意を呼び掛けた。
狂犬病は発病後の死亡率がほぼ100%で、有効な治療法はないとされる。中国はインドに次ぎ狂犬病患者が多く、一九八○年代は流行が最も深刻だった。九六年に患者数は百五十九人にまで減ったが、二○○○年以降、再び感染が拡大。○六年の患者数は三千二百七十九人に上った。
一部の地方自治体が狂犬病対策としてペット犬の強制処分などを行い、動物愛護団体の反発を招いているが、報道官は「人の健康を守るためやむを得ない場合もあるが、処分は合法的かつ慎重に行うべきだ」と述べた。

中国新聞 07.11/13 著作権法第32条より「引用」


やはり…

中国では狂犬病が大流行の気配を見せています。

基本的に海外に出られた方は現地のワンコに触れることは避けた方が良いと思っています。
どんなに愛くるしく可愛い小型室内犬であろうとも。

日本での感染は既に半世紀以上発生していません。
それでも海外旅行先で犬に噛まれたお二人が帰国後発症し亡くなっておられます。

ご承知の通り狂犬病が発症した場合、現代の最新医療ですらほぼ100%の致死率となってしまいます。

狂犬病予防ワクチンを接種している一般の日本人など皆無に等しいでしょう。

可愛い子犬と触れたばかりに、噛まれ、感染し、死亡する可能性があるのです。
更に、国内に戻ってから他のワンコに移してしまう可能性すら。

衛生管理の整った欧米ですら僅かな国を除けば狂犬病に侵されています。

十分にお気をつけ下さい。

さて、中国での狂犬病流行で辛いことは…

かの国は感染症予防対策として犬の殺害を行います。

他の動物にも感染するのですが身近な犬を対象として、しかも可愛がっている飼い主自ら殺させたり、目の前で撲殺させたりと無残な行為を行うのです。

まさか中国全土の犬を殺すことが出来るとは考えていないでしょうに。

世界各国との窓口が広がり、流通が簡単に出来る現代社会において、ワンコの輸出入を禁じることなど出来やしません。

しかも、犬肉を食す習慣も持っており、陸続きで他国と接している大陸なのですから。

考え方を改め、まさに強権を発動してでもワクチン接種を広く行い、狂犬病の撲滅を狙った方が早いと思うのですが。

とにかく、国外旅行の際はワンコに触れませんように。

万一、国外でワンコに噛まれたら大至急医療機関に行き適切な治療を行ってもらって下さい。

あなたとワンコの為に。


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2007年11月13日火曜日

共立製薬さんに拍手!




動物医薬品事業などを行う共立製薬株式会社(東京都千代田区、代表:岡本雄平)が2007年12月1日より、新たな社内規定として、ペットを飼う社員に手当を与える「ペット扶養手当(犬、猫対象)」の支給を実施することを発表した。
今回発表されたペット扶養手当は、このようなペット業界の現状を受け、同社の企業理念である「人と動物と環境の共生をになう」に基づき、社員への扶養義務の啓発、人間と動物とのよりよい共生環境を目的として施行された。
同社は、「将来的に、このような制度がペット業界だけではなく日本中の企業に拡がっていってほしい」と語っている。

PETWALKER (発信日時2007年11月12日)  著作権法第32条より「引用」


共立製薬さんに拍手を!
素敵な英断です。

共立製薬さんといえば「 人と動物と環境の共生をになう」を企業理念に、感染症予防ワクチンやインターフェロン、サプリメント、各種医薬品等を扱われております。

事業として「犬猫の医薬品販売でなりたっているからあたりまえ」とは言いません。

そのような事業者は数え切れぬほどありますし、経費を削減することは当然ながら、新たな手当てを犬猫の飼い主のためにと支給するのですから。

ちなみに共立製薬さんの扶養手当は配偶者で1万円、子供で5千円。
住宅事情により飼育したくとも飼うことの出来ない社員との格差を考慮して、犬猫の扶養手当は1千円だそうです。

なんとも面白い。

他社さんでは「飼育し始めたときの支給金」や「亡くなってしまった場合の忌引き休暇」などの規定を設けている企業さんもおられるようです。

すでに、日本国内の犬猫の数は人の子供(15歳未満)の数を上回っているそうです。

少子化による家族という単位が更に小さくなる中、ペットの重要性は一層高まります。
家族の一員として、掛け替えのないパートナーとなります。

核家族社会で老人の孤独な生活をフォローできる家族として、少子化での一人っ子の兄弟姉妹として、大切なファミリーとして重要な意識を持たなくてはなりません。。

男性にも育児休暇が認められ始めている昨今、家族の一員としての扶養手当の支給を行うなんて素敵な会社であると思い込んでしまいます。


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掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。

2007年11月9日金曜日

人々を苦しめても動物愛護?



大阪市の動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」(林俊彦代表)が高島市今津町酒波(さなみ)の犬舎に多数の犬を飼育しようとしている問題で6日夜、同団体と地元住民との4回目の話し合いが酒波多目的集会所で開かれた。
住民側は動物取扱責任者、獣医の常駐、事業計画、活動の透明性を高めるためのNPO法人(特定非営利活動法人)への申請などを再度、書面で提出することを求めた。また市の提案で後日、双方が犬舎施設と生活に川の水を利用している地元を見て回ることを申し合わせた。

京都新聞 2007.11/6  著作権法第32条より「引用」


「広島ドッグぱーく」崩壊後の虐待されたワンコ達を救い保護したことと、メディアを利用し莫大な寄付金や援助金などを集め、使途に疑惑や疑念を抱かせたことにより、ある面では日本で最も有名となってしまった「アーク・エンジェルズ」(林俊彦代表)のニュースです。

今回は滋賀県に疥癬などに感染した多数の犬達を管理する施設を作ろうとしています。

愛護活動としては立派です。
重篤な症状に陥っている犬達を守り、直し、保護し、新しい飼い主さんまで見つけようとしているのですから。

ただ、同団体の進出に反対する市民団体などは現在既に計61団体に上っているそうです。
住民の方々は、感染におののき、尿を地下浸透や薬品処理することの安全性に危惧し、不安感を募らせています。

これって良いことなのでしょうか?

愛護活動と名を打ち、人々を不安に落とし、反対されようと進めようとしています。
大義名分があれば何を行っても良いものとは思いません。

ワンコの命は大切です。
掛け替えのない私たちが守らなくてはならない使命があります。

人々の生活も大切です。
無暗に、嫌がることを無理やり背負わすことは避けなければなりません。

犬と人、どちらを選択するかなんて言いません。

どちらも守れるように知恵を出し、譲るべきは譲り、譲歩することこそ人の道ではないでしょうか。

強権を用い無理強いさせるだけなら、容易に犬は人間の敵となりえます。

保護しようとした活動により犬を悪者にしても良いのですか?

多数の人々が反対している限りは行動すべきでないと思います。

犬たちのために止めましょうよ。

このようなやり方には反対します。


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2007年11月6日火曜日

自主的に犬を殺す期間。




中国重慶市の長寿区は12日までに、狂犬病対策を理由に、犬を飼っている特定地域の住民に対し、自分で愛犬を殺すよう命じる通告を出した。同区の住民が最近、狂犬病で死亡したための措置だという。自分で“処分”できずに当局に処分を委ねれば罰金、さらに抵抗した場合は刑事責任が追及されるため、愛犬家はこの非情通告に悲鳴をあげている。
区当局は6月10日までを「飼い主が自主的に犬を殺す期間」と規定。さらに、同日以降を「当局者による強制処分期間」としている。地元関係者によると、予防接種を受けた犬も対象という。
地元のウェブサイトには「あまりにかわいそうで殺せない。でも、いずれ見つかり、棒で殴り殺されるだろう」「誰かわが家の子犬を助けて」といった悲痛な書き込みが相次いでいる。
◆中国の狂犬病 中国では狂犬病が最も死亡例の多い感染症の一つ。衛生省によると、今年5月に国内で主な感染症で死亡した590人のうち狂犬病の死者数は201人で、エイズ、結核などを上回り1位だった。また狂犬病の感染例は、1996年には年間で159件だったのが、今年は5月だけで247件に上った。都市部でペットブームを迎える中、飼い主が予防注射を怠り、行政も適切な対策を講じなかったことが急増の原因とみられる。

(2007年6月13日06時00分 スポーツ報知) 著作権法第32条より「引用」


多摩センター動物病院の病院長が逮捕されたというニュースを今朝の日本放送「スッキリ!!」されていました。
詳細を調査中です。
命に関わるニュースとなりますので随時アップしていきます。
注目していて下さい。


あまりにも惨い…

人の命の重さは十分に承知しているつもりですが、犬だって掛け替えのない命を持っています。

狂犬病とは発病してしまうと人の命も簡単に奪う非常に恐ろしい病です。
日本での感染は半世紀以上起きていませんが、フィリピンなどで感染したお二人が帰国後発病し亡くなっております。
感染率、致死率共に高い、哺乳類や蝙蝠にかかる病です。

ただ、ワクチン接種のみで感染を防ぐことができる病気なのです。
しかも、このワクチンは安価に手に入ります。

たしかに中国での感染症での死亡率が最も高い病ならば強固な対応をしてまでも根絶させたい気持ちも理解出来ますが。
結果を求めるがあまりに、対処を間違えています。

命を守りながら、ワクチン接種を進めて病を根絶させるなどと明確な方針と計画さえあれば、WHO(世界保健機関)やODA(政府開発援助)を引き出すことも可能でしょう。
日本や欧米各国の動物愛護団体も勇んで協力するでしょうし、キャンペーンを張れば莫大な寄付金さえも集められましょう。

殺してしまえば感染しない。
そんな愚かな考えこそ根絶すべきです。

中国の該当局は何を考えているのでしょうか?
近代先進国を目指すお国の厚生省にあたるお役人が「狂犬病予防ワクチン」を接種した犬さえも殺すよう指示するとは何を考えているのでしょう。

態々、費用と手間を掛けワクチン接種した甲斐がなくなってしまいます。
そんなことならとワクチン接収する方たちが更に減ります。
中国での感染症予防は、発症した者や感染する可能性のあるものたちを皆殺しにするつもりなのでしょうか。

その上、家族同様に可愛がっている身内自身がそのワンコを殺すような命令をされるとは。

オリンピックを控え、有数の軍事国となり、悠久の歴史と数多の文化人や知識人を誇り、これからの世界のリーダーとして旗を振る国家になるべきお国なのに。

ぜひ、考えて下さい。
弱い生き物を守れない者たちは、奢り、昂ぶり、虐待やいじめに走りますよ。

どこよりも強い国より、誰からも尊敬される国になって欲しいと熱望します。


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2007年11月5日月曜日

「動物の愛護及び管理に関する法律」基準。




愛知県尾張旭市でことし五月、主婦が野放しの大型犬にかまれてけがをした事件に関連し、県警が動物愛護管理法違反(動物取扱業の無登録)の疑いで逮捕した男(39)=住所不定=について、名古屋地検は十五日、同罪での起訴を見送った。狂犬病予防法違反(無登録)の罪については略式起訴し、罰金の略式命令が出される見通し。
男は県知事の登録を受けず、大型犬グレート・デン二頭を計七十万で販売したとして動物愛護管理法違反の疑いで逮捕された。
同容疑での摘発は全国初だったが「販売の実績が少ない。業としての立証は困難」などの理由から、立件を見送ったとみられる。

中日新聞 2007年8月15日  著作権法第32条より「引用」


平成18年6月1日に改正施工された「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)で初めて摘発された事件でした。

法改正に当たりペット愛好者や事業者でも広く関心を持たれており、違法としての逮捕基準など注目致しておりました。

慌てて動物取り扱い業の申請を行う為に、該当役所から厳しい指導を受け、高額な申請料を払い、愉快ではない気持ちを抱いた記憶があります。

販売価格も高価なワンコやニャンコを取り扱う事業者でも面倒な思いをしたのに、比較的安価な爬虫類や鳥類を扱う事業者さんはさぞ大変だったでしょう。

それでも真面目な事業者さん達は、時間を費やし、頑張って申請を受けたのに…

1匹でも生体を販売した時点で「業」を行ったと思っていました。
生き物を金銭でやり取りした瞬間から動物取り扱い事業者と信じていました。

ですからバックヤードブリーダーなど無暗な家庭内繁殖者も減り、ビッダーズに代表されるペットのオークションも消え去るものと思っていたのに。

半ば意地悪をするような半世紀以上も国内での感染のない「狂犬病予防法」違反での起訴で済ましてしまいました。

これならば、違法の区別が付かなくなってしまいます。
改正が謳われた当初危惧された「販売頭数」によるものとなってしまったのです。

ならば家庭内で産まれた子犬を販売するのなら「業」にならないのでしょうか?
子犬をブリーダーから購入してきても頭数が少ないのならば「業」にならないのでしょうか?
販売価格が70万円でも許されるのなら、いくら以上が「業」になるのたでしようか?

動物愛護推進員として飼育者から問合せが来ようと答えられません。
保健所や動物愛護センターからは1匹でも販売するのならば「動物取り扱い事業者」であるから「動物取り扱い申請」を得るよう指導があったのに。

1匹ならばOKで、50匹ならばNGなどとの明確な基準は出されておりません。
ザル法と言われても良い法律に成り下がってしまいました。

1匹でも売買したら「業」とすれば、単純明快分かりやすかったのに。

ドイツから妊娠中のグレート・デンの母犬を輸入し、十一頭の犬が生まれ、うち六頭を飼育していたとされます。
証拠として動物保護管理センター(同県豊田市)保管されましたが、一頭は感染症で亡くなったようですね。
しかも、ノーリードで放し飼いまでしていた様子。

ここまで荒くすれば役所から目も付けられるでしょう。

一般にはグレート・デン等の大型犬は1度の出産頭数も多く、数匹以上の販売ルートを確保できなければ交配させません。
それから考えると素人が繁殖を試みたのでしょうが。

容疑に対しての良し悪しではなく、「動物の愛護及び管理に関する法律」に対する基準のあいまいさに失望したニュースでした


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2007年11月2日金曜日

蛇に襲われて…



お手柄だったのはLongさん夫妻が飼う1歳のメスのチワワ、Zoeyで体重は2.3kg。助かった赤ちゃんはこの日Longさん夫妻のところに遊びに来ていた孫のBooker Westちゃん。Zoeyはヘビの牙を額に受けてざっくりと割れる傷を負い、動物病院で解毒剤と痛み止めの治療を受けた。一時は命を危ぶまれたが、その後回復して今では飛び跳ねているという。祖母のMonty Longさんは「Zoeyが身代わりになって噛まれました。もし孫が噛まれていたらと考えずにいられません」と語った。ガラガラヘビは祖父のDenise Longさんが仕留めたが、全長91cmあった。

eureka! NEWS 2007.07.25 著作権法第32条より「引用」


フェイ・ペールソープさん(68)は28日、ゴールドコーストの家で庭いじりをしている最中に、長さ約2メートルの毒ヘビ、コブラモドキに襲われた。ペールソープさんは「ヘビは60センチほども首をもたげ、3度も襲いかかってきた。私はただもう大声で叫びながら逃げ回った」と話した。
 すると、飼っていた3匹のケルビー犬が勇敢にもペールソープさんを追っていたヘビに襲いかかった。特にテスが奮闘して撃退したが、その際に毒ヘビに耳をかまれた。急いで動物病院に運んで解毒剤を与えられたが、昏睡状態となった。

時事ドットコム 2007/10/31-16:34 著作権法第32条より「引用」


こいつら!!

だから犬共が愛しいです。

まさに身を挺して私たちを守ってくれます。
しかも恐ろしい毒蛇相手に。

テスは危篤状態になっていると言いますが、早期の回復を祈ります。

飼い主を守ることは太古からの習性。
数多の人々をワンコ達は救ってくれたことでしょう。

直接的に攻撃以外にも傷ついた心を癒してくれたりと、ワンコがいてくれたから守られたことなど数え切れません。

私たちはその恩に報えているのでしょうか。

どちらのケースもワンコのサイズに比べて蛇の大きさが引き立っています。
それでも人間を守る為に命を掛けて戦ってくれたのです。

襲われたのは赤ちゃんやお年寄り。
弱い者を守ろうとする気持ちは何よりありがたく思います。

しかしなんと攻撃的な蛇なのでしょう。
異国の蛇達は過激に襲ってくるのですね。
そう言えば友人宅で飼育している「ブラッドパイソン」は人の気配を感じただけで凄まじい威嚇を行う子です。
ケース内に飼育されていながら怖い…

嬉しい気持ちが高まっています。

決して、「犬達は自身のテリトリーを犯されたことに憤怒した結果、向こう見ずな喧嘩を売った」なんて仰らぬように。


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