2008年10月15日水曜日

ブルセラ♪



小・中型犬を有料で貸し出すレンタル犬サービス会社「ジャネット」(東京都品川区)の所有する18頭が、人や家畜にも感染する「イヌブルセラ症」に集団感染したことが分かった。人への感染は現在のところ、確認されていないという。
ジャネットの説明によると、五反田(品川区)と浦安(千葉県浦安市)の両店で所有する計59頭のうち、2日に18頭が陽性、3頭が陰性、38頭が再検査を要する疑陽性と判明したという。9月に交配した1頭が、ブルセラ症の典型的症状である流産をしたため、全頭検査をしていた。
この結果を受け、同社は両店を閉鎖し、3日に保健所や都動物愛護相談センターに報告した。感染犬の尿や汚物に触ると感染することがあるが、通常の生活では人への感染はまれだという。

10月15日2時33分配信 毎日新聞  著作権法第32条より「引用」


ワンコ達の健康に対し重大な問題です。
最新の情報・研究等で記載した内容と食い違う事がありましたら是非ご一報下さい。
急ぎ訂正・変更させて頂きます。
命に関わるケースもございますので宜しくお願い致します。

昨日の記事(ブルセラ症に付いて)の続きとなります。

再確認します。
人への感染は胎盤などに触れる等ある条件下に於いてであり感染力も強いものではないとのことです。
ワンコへ感染した場合でも、死を伴うケースはまずなく、治療を行うことにより病を抑えることも可能です。
*詳細に付いては必ず専門家に従うなどまず知識を持って下さい。

昨日までは店名や詳細に付いては広く新聞、web等で公にされておりませんでした。
これは無用な風評被害や知識不足からのパニックを防ぐ為の処置として賛成出来ます。

同じブルセラ症が発症しにも拘らず名古屋の場合は店名等オープンにされず、こちらは新聞・webで店名から社長名まで開示されてしまったことに付いては問題もありましょうが…

ショップの社長さんが開いているblogで情報を発信しています。
店側としても青天の霹靂。
パニックを起こしながらも出来るだけ早期に対応し、2次被害を防ぎ、今後の対応を考えようとする姿勢が見受けられます。
突如のことながら一生懸命対応しているのでしょう。

該当ショップに関係するワンコに触れた可能性があるワンコは万一を考え獣医師に相談した方が良いかもしれません。
レンタルドッグに関しては東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県全域が移動範囲として考えられるとショップのblogに掲載されておりました。

今まで多くの発症事例では、隔離された繁殖施設での発生であり簡単に外部に広がる恐れも少なかったのですが、今回はレンタルドッグとして広域に連れ出されたり、ショップやドッグランに一般の不特定なワンコが出入りしたことによる感染の広がりが最も危惧されます。

見えないウイルスによる感染は本当に恐ろしい…

ユーザーさんからは、怪しいと感じた時点からの対応が遅いとか、補償問題とか、今後の対応はいかにするのかとか、店側と連絡がとりにくいとか…
クレームが悲鳴の如く聞こえてきます。

愛するご自身のワンコが、ワンコの為に大切なお金を出して時間を費やし遊びに連れて行ったのに、その為に病に掛かったなんて…
悲しく、情けなく、切ないお気持ちをお察し致します。

店長さんもワンコでビジネスを起こした限り、責任もありますし、ある程度の覚悟があったのでしょうが。
正直、ブルセラ症の対策を真摯に考えている動物取扱業者なんて国内に何人いるのでしょうか。

完璧な予防法もなければ、完治させる治療法もないのです。

考えなければいけないことも分かりますが、そこまで真摯に考えるのならば、

ペットショップではワンコの同伴は禁止!
ドッグカフェ、ドッグランは営業禁止!
ブリーダーには見学禁止!
トリーミングやホテルは消毒などの衛生管理を完璧にしなくてはなりませんから、その費用も対価に含まれるとなると価格は数倍から十数倍まで上がることになるでしょう。

一般の飼育者も感染被害を防ぐ意味や、感染源とならぬ為に、

ワンコの外出は原則禁止!
飼育者は他所のワンコを一切触れぬこと!
公園やお散歩など論外!

日本のワンコとの生活は一変してしまいます。
せっかく社会に認められ、徐々にであろうとワンコの権利や立場が認められ始めているのに。

不幸にも感染してしまったワンコ達の今後の運命も気になります。

ある動物愛護団体が現れ、殺処分云々、感染犬の移送・管理云々いらぬ諍いがないことも祈りたいと思います。
ワンコが人間に害成す生き物になって欲しくありませんから。

正直、私にも解決策など答えられません。
不特定なワンコとは接触せず、もう少し小まめに衛生管理をする程度しか。
今更お散歩に行くことを止められませんし、ドッグショーなどでは他所のワンコとも触れなければなりません。
あとは神様に祈るだけ。

是非、海外事情に詳しい方に各国のブルセラ症に対する対策や考え方を教えて頂きたいと願います。


HPにもお越し下さい♪  
ブリーダーハウス puppy's mama
http://www2.bbweb-arena.com/puppy/index.html
puppy@mx3.nns.ne.jp

掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。

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