どんなに悲しくともいつかは死が訪れます。
栄養管理に気を使おうとも、獣医師と強力なタッグを組んで健康管理を行おうとも、死によって別れを迎えることとなります。
悲しさや寂しさは十分に承知致しますが、「葬儀」をどうするか、「埋葬」をどうするかを決めなくてはなりません。
以前は自宅のお庭や近所の山や畑に葬っていた方が多かったように感じます。
最近は、公共の場や他人の土地に勝手に埋葬すると不法投棄として違法行為にもなりますし、持ち家で無い場合も多く、衛生面の配慮や亡きワンコへの愛着から、火葬にしてペット霊園に埋葬する人が増えているそうです。
今は民営のペット葬儀場やペット霊園も多くあります。
webで検索しても簡単ですし、動物病院やペットショップで斡旋してくれる場合もあります。
保健所や市町村役場、動物愛護センターなどで埋葬(焼却)処理方法もお教え下さいます。
動物専用の焼却炉を備えた公設斎場も数多くなりました。
「犬の街」として有名であり、忠犬ハチ公の出身地でもある大館市では、ペット専用焼却場「ペット霊園」を建築致しました。
使用料は自治体によっても、ペットの体重などによっも異なりますが、数千円から1万円台が一般的で民間よりもかなり割安です。
私もペットロスで苦しんだ事がありました。
それでもなぜか遺骨にすることで心の区切りが1つついた様な気が致しました。
人間の葬儀や埋葬と違って、昔からの慣わしや宗教に縛られた厳密なルールや強制はありません。
お骨にしたからと言っても、寂しかったり、心残りがある様でしたら、ご自宅において置かれ祭っておけば良いと思います。
「葬儀」に関して法的縛りはございません。
喪主様が考え、お決めになれば良いこと。
費用、連絡しなくてはならない方々、葬儀の方法、委託するかご自分でなさるか…
出来ればワンちゃんが元気なうちに早めに決めておかれると手配も楽になりましょう。
「埋葬」に関しては亡骸を投棄する事は勿論、他人の山野や公園で焼いたり埋める事、海や川に投棄する事などは罰せられます。
地所に埋葬するか、環境センター(ごみ焼却所)で焼いてもらう(施設によって一般家庭ゴミと一緒とか専用施設があったりします)か、ペットの葬儀場や霊園で焼いてもらう等の方法があります。
一部の火葬場でも対処下さるところがあるようです。
心残りが無いように、こちらもワンちゃんが元気なうちに早めに決めておかれる良いでしょう。
割り切り方により是非はありますが、無料(もしくは数百円から2~3千円)ですが家庭ゴミと一緒に焼かれる場合もありますので。
いずれも考えようも無いでしょうし、考えたくも無いでしょうが、万一のケースを考慮し、事前に家族と相談し決めておくべきだと思います。
この様な鬼畜と言うべきトラブルも発生しているようです。
ペットの火葬をめぐり、トラブルが相次いでいる。焼却炉を備えた車で飼い主宅まで出張した業者が、死骸(しがい)を焼却炉に入れた後に数十万円の高額料金を請求するもの。「嫌なら今すぐ焼却炉から出す」「遺骨を返さない」--などとすごみ、飼い主の愛情につけ込み金を要求する。ペットブームに便乗した悪質商法に、各消費者センターは注意を呼びかけている。
同センターなどによると、業者は違っても手口には共通性がある。HPには小動物から大型犬まで、体重別に1万円台から数万円の料金が表示され、一部に「高速料金がかかる場合がある」などと書かれている場合もあるが、料金が請求されるのはきまってペットを焼却炉に入れた後。大型犬で火葬料金が6万円弱のはずが40万円請求された40代の男性もいた。
動物の火葬業者には基本的に法的規制がなく、同センターは「事前に見積もりを出させるなど料金の確認が必要。納得できない場合は、支払いや書類へのサインを急がないように」と話す。
11月17日15時1分配信 毎日新聞 著作権法第32条より「引用」
とんでもない…
このような愚か者たちの名前を公表することはできないのでしょうか?
これだけの情報だけですと、知らずに被害をこうむる方々が増え続けてしまいます。
しかし、酷い!
愛する家族を亡くし、寂しさに打ちひしがれ、ペットロスに苛まれている方に対し、脅迫及び詐欺行為をはたらき金銭を巻き上げています。
法規制がないとは、どうなっているのですか!
明らかに、広告で騙して、金を奪っているだけではないですか。
警察をはじめ、関係機関は何をしているのですか。
愛するペットが亡くなったばかりでパニックに陥っている方に対し、見積りを先に提出させるなどとは厳しく感じます。
夏の暑い時期に、亡骸を一刻も早く弔ってあげたいのは愛犬家に関わらず人間として当たり前のこと。
弱り目に付け込み詐欺行為を働くなんて、私は絶対に許しません。
知識がない方なら騙して金銭を巻き上げても良いことになってしまいます。
このようにペットが増えている現代なのに、公的機関が亡骸を弔う手段が大変少ないことに不服を持っていました。
実際、市町村の衛生課等に相談するとゴミ焼却場へ持ち込み、ゴミと一緒に焼くように指示されます。
我が子として可愛がっているワンコを、ゴミとして焼けと言うのです。
かと言って、公園や野山で埋葬したり火葬した場合は不法投棄や廃棄法等により処罰されますので不可能なのです。
いままで相談されるとこのような民間火葬業者を紹介しておりました。
私が紹介した先にこのようなトラブルは発生していないようですが…
抗議をすると「生焼けで犬を返す」などと言われたり、警察通報後も電話で執拗に残額の支払いを請求されたそうです。
許しがたい…
料金内訳の提示は書面ではなく口頭だけの場合もあり、全額を払わないと残額を支払う「示談書」名目の念書を取られたケースさえ発生しております。
騙され、脅迫されているのに、該当の法律が見つからないとの見解が認められますか?
明らかな違法行為ではないでしょうか。
早急にトラブルを起こしている業者名の開示、法的規制、今までにこのような行為を犯した事業者の厳重な処罰を要望します。
又、動物愛護推進員として微力ながら関係機関にペットの火葬に付いても働きかけようと思います。
皆さん、現在は違法行為がのさばっているようです。
十分ご注意下さい。
著作権法第32条より「引用」
HPにもお越し下さい♪
ブリーダーハウス puppy's mama
http://www2.bbweb-arena.com/puppy/index.html
puppy@mx3.nns.ne.jp
掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。