2008年8月4日月曜日

ジステンパーと戦う!



前回のブログ「ワクチン接種の価格って? 」にワクチンに付いて語ったばかりなのに…

我が家から嫁がせたパグの娘がジステンパに感染してしまいました。
大切な我が家の娘です。

嫁ぎ先はしっかりした掛かり付けの獣医師を持っており、当然完全なワクチンプログラムによって幼児期より感染症予防ワクチンの接種は滞りなく進めております。

ホントに稀なケースです。
獣医師が参考になさるほどレアなケースです。

朝、前触れもなく突然痙攣が襲ったそうです。

パグには犬種的な疾患で「パグ脳炎」と言う恐ろしい病があります。
遺伝性と言う方が多いのですが、ウイルス性、環境、血統…
色々なご意見がございますが、現在まで原因すら見つかっていない、発症すると非常に致死率の高い病です。
治療法もございません。

パグで痙攣となると、まず疑うはパグ脳炎。
その他「てんかん」「水頭症」「脳炎」等、痙攣を伴う病は意外とワンコには多いのです。

ただ、私個人としてはパグ脳炎は遺伝の可能性を高く感じております。
万一我が家にパグ脳炎が発症すれば、その血統はブリーディングラインから排除する決意までしている恐ろしい病です。

掛かり付けの先生から紹介され東京大学動物医療センターでMRI等も利用し細かく調べて下さいました。
それで「犬ジステンパーウイルス」に感染しているなんて。

たしかに聞いたことはあります。
ワクチン接種をしていても感染するケースはあることを。
業界関係者も多く知っているつもりですが、実際発症してしまったなんて全く持って皆無です。
ただ驚きです。

そんなレアケースに当たらなくてもよいものを。

正直申して、この様なレアケースを防ぐことは現在無理でしょう。
神頼みのレベルになってしまいます。

救いは、お薬が効いて痙攣が落ち着いてきたこと。
パピーではなく、しっかりした元気な成犬で感染しました。
体力、抵抗力もあります。
恐ろしいジステンパと言えども、完治している子だって沢山おります。

又、飼い主のパパ&ママがしっかりした方。
ワンコのことを真摯に考え、大切にして下さっています。

きっと、、絶対に報われるはずです。

がんばれ!
がんばれ、ぐっちゃん!


HPにもお越し下さい♪  
ブリーダーハウス puppy's mama
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掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。

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