2007年10月29日月曜日

メタボリック。




日本獣医生命科学大学の新井敏郎教授、田中良和講師らは、イヌやネコのメタボリックシンドローム(MS)の診断基準を08年末までに作成する。ペットショップや動物病院、ブリーダーなどの協力を得ながらイヌとネコの血液を5000匹ずつ計1万匹分調べていく。イヌやネコのこうした大規模な健康調査は初めて。診断基準を作ることで、飼い主がエサを減らしたり、運動させるなどの目安にすることを期待している。
新井教授は「まず“健康な”イヌやネコの基準を作り、それを参考にMSの基準を作りたい」と話している。最近は団塊の世代を中心に、退職後にペットを飼う人が増えているが、ダイエットや健康管理をペットと一緒に行える指標として、話題を呼びそうだ。

日刊工業新聞社(更新日 2007年10月29日) 著作権法第32条より「引用」


…つらい。
ワンコどころか自身のダイエットを考えないといけないのに。

ワンコも大変です。

一世代前ならば、コロコロ太っているワンコは福福しいとか言われてたのに。
痩せている子は貧相ぽくて、飼い主さんも貧乏くさいなんて言われていたのに。

時代が移るとワンコも健康第一となるようです。

わずか15年程度しか寿命のないワンコ達。

だからこそ少しでも長生きさせたい気持ちは分かります。
元気で健康な暮らしを望みます。

感染症予防ワクチン(パルボ、テンパ等)やフィラリア予防薬が当たり前に接種されるようになり、一気に寿命も数割も増えました。

メタボリックを克服し、更に長生きしてくれるなんて嬉しい限り。

ただ、ふと思ったこと。

避妊・去勢によってホルモンバランスが崩れた結果のおデブさんには厳しい処方がまとわりそうです。
食事量や接種カロリーを減らしても太ってしまう子たちには、更に過酷なダイエットをさせるべきなのでしょうか。

人間のメタボリックと違う、ホルモンバランスが崩れた場合の対応策も考えないといけないようです。

かと言え、避妊・去勢手術がおざなりになっては困りますので。

15年しかない寿命ならば、好きなものをお腹いっぱい食べさせてあげたい気もしてしまいそう。
結果として、1年、2年の寿命が短くなっても、その子たちにとっては満足かもしれないなんて思ってしまう。

だって、人ならば肥満は体に悪いからダイエットをしようと納得させられても、ワンコにはダイエットはただの虐待にも感じてしまいそうな苦痛に感じる可能性も高い気がするので。

結局、難しいですね。
言葉を交わして理解させられないことは。


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ブリーダーハウス puppy's mama
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掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。

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