大阪府和泉市の繁殖販売業者が飼育していた犬が「ブルセラ症」に集団感染した問題で、大阪府は28日早朝、陽性反応が出ていた119匹を薬殺処分した。大阪府は28日、経営破綻(はたん)した同府和泉市内の繁殖業者から引き取っていた犬のうち、流産などを繰り返すブルセラ症に感染していることが確認された陽性犬119匹を安楽死させた。安楽死措置は午前5時前から、同市内にある繁殖業者の元飼育場で始まった。睡眠薬や麻酔薬を使って安楽死させた後、1匹ずつタンボール箱に詰め、花を供えて封印。トラックで府外のペットの焼却業者に搬送した。asahi.com 2007/4/28 著作権法第32条より「引用」せつない話ですね。薬殺処分を行う獣医師も辛かったことでしょう。動物が大好きで人一倍努力を重ねた結果につかんだ獣医師免許なのに、殺処分の為に使うなんて当初の志から外れ過ぎています。か弱く、大切な生き物達を救いたいが為に獣医師を目指したはずなのに。それでもこのような件に際しては心の底で泣きながらも滞らせることはいけないこと。躊躇によって見えないウイルスは他の健康なワンコを病に犯す可能性があるのですから。大儀の為に自我を押し殺す姿勢は、たくさんの命に囲まれ生きている私達にとって感謝の言葉しかありません。くやしいのは繁殖業者。考えもなく、金目当ての為に仔犬を生ませ続けるパピーミル(大規模仔犬生産工場)を営み、経営能力の欠如により破産させ、飼育責任があるのに放置し、この様な結果を迎える羽目となりました。なのに繁殖屋の名前も出なければ、顔写真も出てきません。飼育を放棄した結果、義務がなくなったのですから繁殖屋から費用負担すら求めることが出来なくなりました。この繁殖屋が衛生管理に心掛け、万一感染してしまったとしても早期に対処すれば被害も最小限に食い止めることが出来たはず。金儲けを最優先した結果、手当てが遅れ119匹もが感染し、動物を愛する獣医師から殺処分を受け、保健所等役人の手をを煩わせる結果となりました。動物愛護保護法も掻い潜り、法律上の罪はないのでしょうが…人道上の罪は消えません!しかも動物愛護と名乗る輩が裁判機関を巻き込み騒ぎ立て、無用なトラブルを回避する為に獣医師や役人は早朝から処理を行うこととなりました。こんなことが続くのならば米国カリフォルニアで検討されているプロブリーダーの飼育犬以外は避妊・去勢を義務付けられてもしょうがないとすら感じてしまいます。そしてプロブリーダーの資格取得は非常に厳しい免許にすれば良い。遺伝を学んだブリーダーからは遺伝性疾患を産まれ付き持った犬達すら無くなることでしょう。ある意味簡単に立法化できる分、大勢の意見調整をし、後ろ指を刺されぬブリーダーの育成が必須条件ですね。ただ、そうなると仔犬の販売価格が数倍にも跳ね上がり、簡単に家族の一員ともなれなくなってしまう覚悟も必要。やはり結論付けするには難しい。救いは、殺処分の方法が一般とは違い睡眠薬や麻酔薬を使ってなのですね。人それぞれ言うことも違いますが、広く使われている二酸化炭素ガスによる呼吸を停止させる方法では犬に苦しみを与えると言う方もおられるます。又、1匹ずつタンボール箱に詰め、花を供えて封印するなんてことも聞いたことはございません。そして、ペットの焼却業者に搬送と掲載されておりますが、やはり一般的な可燃ごみと一緒の扱いとなるのではないのですね。ありがたい。せめて楽しさも与えられず、報われることのなかった命に対し合掌。HPにもお越し下さい♪ ブリーダーハウス puppy's mamahttp://www2.bbweb-arena.com/puppy/index.htmlpuppy@mx3.nns.ne.jp 掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。
2007年5月2日水曜日
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