愛犬家にはちょっとショッキングな発表が日本航空(JAL)からあった。フレンチブルドッグとブルドッグを7月20日以降、JALの国内・国際便全便で乗せないというのだ。両犬種の飼い主はJAL便で一緒に旅をすることはできなくなった。特定の犬種を指定して、機内への持ち込みをほぼ全面的に規制したのは今回が初めてとなる。しかし、外資系航空会社ではペットを連れて機内に乗り込めるエアラインもあり、対応はまちまちだ。この機会に、旅客機でのドッグ旅の実態を考えてみたい。
機内への積み込みを、JALが規制する理由は、犬の生命にかかわるからだ。両犬種は機内で体調を崩したり、衰弱するケースがペットの中でも特別目立つという。JALが両犬種を名指ししたのは、これまでの衰弱例が多かったせいだ。最悪のケースでは、死に至ったケースもあったという。
そもそもペットを貨物室でしか輸送しないというところに問題の根っこがあるようにも見える。ペットを客室に手荷物扱いで持ち込めるかどうかは、各航空会社の判断が分かれるところだが、ユナイテッド航空やエールフランス、大韓航空などは機内持ち込みを認めている。大まかに言って、欧米系エアラインでは半分程度の航空会社で機内持ち込みができるようだ(サイズや犬種、事前問い合わせの要・不要など、個別の条件は異なる)。
日経WagaMaga 07.07/19
去年の記事ですが、今年も同様にJAL、ANAとも搭乗禁止処置となりましたのでご報告致します。
反対意見など一切ありません。
だってワンコの命を第一に考えた結果の処置なのですから。
仰るとおりに従います。
ただ、別の航空会社では客室に持ち込め家族と一緒に旅行できるのに、JAL、ANAともに犬を荷物扱いして貨物室に封じ込めることに疑問を覚えます。
まだまだワンコを人間のパートナーでなく、ペットとして考えている企業の姿勢なんですね。
犬嫌い、アレルギー、匂い等の問題もありましょうが、せめて週に1度だけでも便を別けて客室への持込を可能としてくれても良いのに。
ちなみにJALでは搭乗客が空港カウンターで預ける「受託手荷物」と、搭乗しない方が空輸される「貨物」の2種類の方法に分かれます。
大切なワンコを手荷物扱いされるのも嫌ですが、貨物扱いされるなんてもっと嫌。
犬を物と見ているスタンスは変えられないのでしょうか。
貨物室とは空の上だと氷点下になると考えられる方もおられましょうが、客室同様に気温や湿度など適切に管理されています。
夏季に限りワンコの搭乗を制限する理由とは、駐機場で熱せられた外気が積み込みや荷下ろし時に貨物室に流れ込み荷室を高温にしてしまうからです。
話はずれますが、現在北海道の土産で人気を得ている商品は何か知っていますか?
アイスクリーム!が正解です。
でも、このアイスクリームも同じ貨物室に入れられて手荷物として扱われます。
なぜ、ワンコは高温に晒されるのにアイスクリームは溶けないのでしょうか?
答えは、アイスクリームが解けないのはドライアイスをしっかり詰め合わせされているから。
ドライアイスが解けると二酸化炭素を発生します。
もしも、あなたの大切なワンコの前後左右に多くのアイスクリームの箱が詰め込まれた状態となったら?
どんなに空調が効いていても、真横から解けて流れ出した大量の二酸化炭素による悪影響はないものなのでしょうか…
ANAで夏季のみ搭乗を禁じられているワンコ。
ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、ボクサー、シーズー、ボストン・テリア、ブル・テリア、スパニエル(キングチャールズ・スパニエル、チベタン・スパニエル)ブリュッセル・グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズ。
JALで夏季のみ搭乗を禁じられているワンコ。
ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグの2種。
なんで同じ飛行機を使う会社で扱えない犬種がこうも違うのでしょうね。
不思議です。
著作権法第32条より「引用」
HPにもお越し下さい♪
ブリーダーハウス puppy's mama
http://www2.bbweb-arena.com/puppy/index.html
puppy@mx3.nns.ne.jp
掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。
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