2008年11月5日水曜日

世界1番のブリーダー。



自慢話をさせて下さいね。

数年後には、息子からこんなことをブログに書いたと非難されるかもしれませんが…
まあ、非難されると言うことは私のブログを見てくれたことなので。

ワンコをお求めの際は、ペットショップかブリーダーを訪れ購入する事が主であると思います。
いくら命のあるワンコだろうともビジネスライクな遣り取りがあり売買が交わされます。
特に既製品ではないワンコです。
生命保障、疾病保障、将来欠陥が表れた場合などきちんとした契約が成されます。
良し悪し関係なく、ワンコの販売は役所に正式に認められた動物取扱業というビジネスなのです。

それでも私達の様に、家族同様に暮らしていたワンコから始めたブリーダーとしては生業と認めてしまうこと自体一抹の寂しさもあります。
命をお金と交換することに抵抗を持っているものです。

我が家では仔犬を生後30日あたりから日中はママの元から少しずつですが離すようにしています。

これで仔犬たちの自立心を養うと同時に、同じくらいの大きさと力を持った仔犬達だけで過ごさせ社会性を身につけさせる狙いもあります。
母乳から離乳食に切り替えていくことや、他のワンコや人間の生活に触れさせることも考えております。

大規模ブリーダーや一般のペットショップのようにペットオークション(犬の競り市)で購入した幼犬とは違い、私達家族や子供達と一緒に暮らし遊んでいる仔犬です。
生後1ヶ月程度の赤ちゃん時に親から無理矢理離されたり、まだまだ親が恋しい幼児時期に24時間1人ぼっちで狭いケージに入れっぱなしにされた仔犬達とは社会性、協調性共に全く違うことは成犬になるほど明確に現れてしまいます。
三つ子の魂百までも。

昨日、一昨日と続けて、我が家でブリーディングした仔パグが素敵な飼い主様の元へ嫁ぎました。
優しい飼い主様できっと幸せな生活を送る事が出来るでしょう。

なのに我が家から仔犬を迎える飼い主さんは謝ったり、詫びたりするんです。
しっかりお支払下さり、大切に育てると誓ってくださっているのに。

実は、子供達が別れを切ながって涙ぐむのです。
寂しいと泣くのです。
その場で別れを伝えながら泣いたり、見送ったあと自分の部屋にこもって泣くのです。

りこちゃんが嫁に行っちゃった…
げんき君が婿入りしちゃった…

あんなに可愛くて、大切にしていたのにって。
僕の妹、弟と思っていたのにって。

「ブリーダーって可愛い子犬を送ることの出来る幸せなお仕事だけれど、お別れがいつも辛いんだね」って、子供ながらに問い掛けられます。

そんな我が子に育てられた仔犬は、優しい愛情をたっぷり受けて育った最高の子犬と自信を持っております。

どなたか仔犬を求められた際に、ペットショップのスタッフから泣かれた方はおられますか?
大切なお金を支払って求められた子犬を抱えて「ごめんなさいね、幸せにするから。」と謝られた方はおられますか?

我が家の嫁ぎ先の皆さんはステキな方ばかり。
そして我が家も愛情いっぱいの子犬を届けられる世界一のブリーダーだと自負しております。


HPにもお越し下さい♪  
ブリーダーハウス puppy's mama
http://www2.bbweb-arena.com/puppy/index.html
puppy@mx3.nns.ne.jp

掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。

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