敬老の日にちなみ、ペットフード会社日本ヒルズ・コルゲート(東京都江東区)が全国の動物病院などを対象に行った初のアンケート調査で、高齢化するペット社会の状況が明らかになった。健康管理や食事に気を配る飼い主が増え、獣医の指導でも「食生活」が最も重視されていた。
接した犬の最高齢を尋ねたところ、平均18.6歳(人の90歳)。最長老は24歳(同112歳)の雌の雑種だった。加齢が速く換算式が異なる大型犬では、19歳の雄のシベリアンハスキーが最高で、人に換算すると138歳だった。
(時事通信社 - 09月14日 16:01) 著作権法第32条より「引用」
人間の最高齢記録ってご存知ですか?
ギネスブックの記録からですと、フランス人の女性「ジャンヌ・カルマン」さん、122歳164日!
お見事です。
ちなみに日本の「泉重千代」翁は、男性の最高齢記録保持者で120歳237日。
素晴らしい!
生物としての人間も侮れませんよね。
ご承知でしょうが、ワンコを人間の年齢に換算して分かりやすく表すことが良くあります。
又、大型犬は同じ犬であろうとも小型犬に比べ平均寿命は短いことも知られていると思います。
この10年間ほどで感染症予防ワクチンの接種が一般的に広く認識されてきました。
摂取率も増えております。
死亡原因の大きな割合を占めていた「ジステンパー」と「犬パルボウイスル」は減りました。
又、フィラリア予防の為の薬も広く認められ感染する子も減ってきました。
犬の食事といったら残飯が一般だったのですが、知らぬ間にドッグフードがメインとなっております。
栄養バランスの整った食事を与える事が当たり前となりました。
獣医学も格段の進歩し、救われなかった命を守る事が出来るようになりました。
ワンコ好きに取っては大変ありがたい話です。
飼育方法、獣医学などワンコを取り巻く環境は益々充実し更に長生きを出来るようになるでしょう。
ただし、これに伴わないのが高齢犬への対処方法ではないでしょうか。
老齢犬への対応、介護など、長生きをして良かったと言える充実した生活を送らせて上げたい。
なのに知識は不足し、指導できる施設やスタッフも少なく、マニュアルすらございません。
ワンコだって年を取れば、足腰は弱り、病がちになり、体力も減ります。
私達と同じ様に歯だった抜けるんですよ。
今までの様に、乾燥フードをカリカリと食べることなんて出来なくなっります。
筋肉が衰え、関節痛に襲われれば、歩くことも苦痛になります。
入れ歯や車椅子は存在するにしても高価であり一般的なものとはとても言えません。
入手できなければ、飼い主さんがフォローするしかないのですが、ワンコの介護なんて本当に出来ますか?
老人介護ですらなかなか出来ないのに。
しかもワンコに対しては、保険もなければ、それを理由に休む訳にも行きません。
補助金も出なければ、介護士もおりません。
ワンコに関わるものたちは今からでも考えておかないとなりませんね。
私達の様なワンコ業界に携わる者達や動物愛護推進員は保健所や動物愛護センター、獣医師等と協力し指針を作っていかなければならないでしょう。
毎年9月20日から26日の一週間は「動物愛護週間」です。
私の住む山梨県では明日(9/23)を動物愛護DAYとし、各ボランティア団体、学校関係者、獣医師会、県市町村関係者、動物愛護推進員等によりイベントが開かれます。
「狂犬病予防ワクチン接種」、「避妊去勢手術のお勧め」、「捨て犬・捨て猫をなくそう」、「地域猫問題」等を重点的にお子様でも楽しめる催し物を開きながら告知啓蒙活動を行います。
しかし、人間に換算して138歳のシベリアンハスキーって、サイズ、体重がしっかりあるので、寝たきりだったら動かすことも大変そうですね。
大型犬、小型犬、猫の人間比較した年齢計算も時代と共に修正すべきでしょうか。
なんとなく違和感のあるものもありますよね。
参考までに、猫の平均寿命は20.8歳(同99歳)。
最年長は30歳(同136歳)の雄(雑種)だったそうです。
ニャンコの方が長生きなんですね。
それにしても30歳も年を取った猫って…
そのまま尻尾が二股に分かれて化け猫(猫又)になりそうです。
少し会いたい気持ちです。
HPにもお越し下さい♪
ブリーダーハウス puppy's mama
http://www2.bbweb-arena.com/puppy/index.html
puppy@mx3.nns.ne.jp
掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。
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