2007年12月7日金曜日

愛犬専用の飲料自販機。




自動販売機ベンダーのウィンウィン(宇都宮市)は、愛犬専用の飲料自販機を開発し、栃木県那須町のノーフォークテリア犬専門ペットショップ「ドギーコテージ」に設置した。
ショップが多忙な週末など、気軽に飲み物を買ってもらえれば-という同店からの問い合わせで、ウィンウィンが約半年かけて商品化。
販売しているのは犬用栄養ドリンク、サプリメント、普通の水など5種類で、価格は100円-200円。

時事ドットコム 07.12/4 著作権法第32条より「引用」


のほほんとしたニュースとして。

試験的な設置だそうですが、ワンコの自動販売機が出来ました。
これからお小遣いを貰ったワンコ達が自販機にオヤツを買いに行く姿が見られそうです。

秋葉原から、おでんの缶詰を自動販売機で販売され人気を博しました。
続いて、ラーメンも。

興味津々と早々に食べてみましたが、お味は…
ラーメンなんてコンニャク麺ですから。

しかし、こんなワンコ専用の自動販売機がいたるところで増えると面白いですね。

普通のジュースと間違えて買ってしまう方も大量に発生しそう。

そもそもワンコ用と気がつかなくて、薄味すぎるとクレームが入ったりして。

メーカーさんもお仕事とは言え、変わったものを作ってしまいましたね。

自動販売機の設置場所なんて、ジュース等を直接販売するショップがない場所が多いのでは。
それなりに人通りも多い場所で。

ペットショップやドッグランの店頭に設置しても販売機代や電気代が無駄な気もします。

少しでもワンコの多い河川敷や公園に設置してもランニングコストすら回収出来なさそうです。

まあ、ワンコの為に人が知恵を絞ることは良いこと。

ワンコの福利厚生に繋がると嬉しい。

ですが、、
あくまで個人意見として…

やっぱりワンコ専用の自動販売機はムチャがあると思います。


HPにもお越し下さい♪  
ブリーダーハウス puppy's mama
http://www2.bbweb-arena.com/puppy/index.html
puppy@mx3.nns.ne.jp

掲載写真は、記事の内容とは違って(我が家のワンコですが)おります。
誤記、間違いなどございましたらご一報願います。喜んで急ぎ訂正させて頂きます。

2007年12月6日木曜日

ダックスフンドがいなくなる。



ドイツで国民的な人気を誇る犬「ダックスフント」の出生数がここ最近、急減している。過去10年間の減少率は40%近くにもなる。比較的高価であることに加え、他犬種の人気が次第に高まっていることが原因だ。かつて“ドイツのシンボル”とも言われた名犬だが、「独国内からいなくなるのでは…」と本気で懸念する声も出ている。(ベルリン 黒沢潤)
しかし最近は、ラブラドール・レトリバーや、ジャック・ラッセル・テリアなど、他犬種が独国内に徐々に浸透。ダックスは、500ユーロ(約7万7000円)前後と決して安くないため、東欧諸国からの雑種犬を購入する人々が増えている。
ダックス愛好家からは今、「愛くるしく、飼い主に忠実である一方で、独立心が実に旺盛。年々、減っていくのはとても残念だ」(ベルリン市民)との声も漏れる。
出生率の減少を前向きにとらえる向きもある。
ある業界関係者は「これまで人気があり過ぎて闇市場が栄え、免疫など健康面で問題のあるダックスが生まれるケースも多かった。人気が落ち着き、怪しげなディーラーが減ることで、市場が健全化する」と話す。

SANKEI DIGITAL INC.  (2007/08/20 09:33) 著作権法第32条より「引用」


だいじょうぶ。

ダックスフンドがいなくなる訳ありません。

日本でも数年前の大ブームから登録犬数は減ったにしても、愛すべきスタイルと、知的なお顔と、生まれ持っている賢さは特段のものがあるダックスフンドの人気は不動です。

実際に飼育してみても、買いやすさと、愛らしさは格別。
ダックスフンドのファンが増えても全く不思議ではありません。

ソファーに横たわっていると、あのヌルッ~とした感じで脇に入り込んできて…
アゴをちょこんと持ち上げている可愛らしさなんて!

ブリーダーとしても3種類のサイズ(スタンダード、ミニチュア、カニーヘン)に、3種類の毛質(スムース、ロング、ワイヤー)、数種類のヘアカラー(レッド、ブラックタン、チョコレート、クリーム、ブルー、イザベラ、×シェイデッド、×ダップル、×ブリンドル、×パイボールドなど)を数えると2百数十種類にもなり、これほど多くのバリエーションを持っている犬種など他になく、心をくすぐられます。

ただ、ドイツ本国のダックスフンドはいまだ本来の猟犬として使われている子も多くいると聞きます。
そんな気質を持った血統は残したい。

優良な質を求めるのならば、アメリカ産でしょうか。
ドッグショーやブリーディングに熱心なアメリカは、健康なレベルでのニーズもあり、優秀な子が多く繁殖されています。

これは、秋田犬がアメリカで改良された結果「グレート・ジャパニーズドッグ」になって里帰りしていることから見てもお分かりになるでしょう。

ワンコの価格が、500ユーロ(約7万7000円)前後とは少し驚きました。
日本の価格帯とほぼ一緒。
ここら辺の価格がダックスフンドのブリーディングを行う中で最低に近い水準となるからでしょう。
更に安いダックスも多く存在していますが、満足できるドッグフードでの栄養管理、衛生管理、優秀な両親、ゆったりとした繁殖計画などを考えると、何かを削った上での低価格設定と分かります。

15年間は生活の伴侶として愛情を注ぐワンコ。

一時の欲に目が眩み、ケチっても碌な事はないでしょうね。

ワンコの価格が高いからとダックスがいなくなることはありませんからご安心を。

いくら口煩く説明しても低価格の好きな方は後先考えず求められましょうし、考え、勉強してから決める方はその程度の価格ならば間違いなく納得くださるので。

ドイツ国内の出生数は1972年は約2万8000匹、1996年は約1万2000匹であり、昨年は7158匹だったと聞きます。
日本の出生数がおよそ2万匹ですから少ないと見るのかもしれませんが、日本はダックスフンドの乱繁殖からやっとのことで戻りつつある最中。

乱繁殖の中で唯一良いことは、大量に生まれたワンコの中には非常に優れた質を持つ子も多数産まれ、ブームが去れば良い質の子が残る傾向が高いこと。
結果として、遺伝子不良の疾患も残りますが、全体に質も上がります。

どちらにしても、ダックスフンドの本場ドイツでのちょっとした話題でした。


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2007年12月3日月曜日

2007年JKC山梨クラブ連合展・ドッグショー



12/2(日)は、JKC(ジャパン・ケンネルクラブ)の山梨県クラブ連合会主催のドッグショーがありました。

早朝から夕方までパタパタと…
忙しかったです。

出陳犬数は300匹程度に抑えられていたので助かったのですが、それでも出陳者の一部はキャンピングカーで場所取りを兼ねて真夜中から入ってきますし、一種の殺気立った雰囲気もありピリピリしています。

私たちも目にした事がない、図鑑で見るしかなかったような珍しいワンコ達も揃います。

愛犬クラブ主催のドッグショーは5年に1度開く事が義務付けられており、その度に数ヶ月前から出陳犬
数集めに奔走しなくてはなりません。

しかも、昔と違い集まりも悪くって。

一昔前なら、ドッグショー狂の様な方やトロフィー集めに夢中な成金さんも多くおられましたが、最近はワンコもお金持ちの象徴から、家族の一員としてのコンパニオンドッグとなってしまいました。

このことは良い兆候と思っているのですが、やはり展覧会の主催者側としては辛いばかり。

ここで、ドッグショーを構成する業者さんの紹介を。

開催者側のJKC愛犬クラブさんと、ジャッジ(審査員)やスチュワート(審査補助員)。
出陳者側が、ハンドラー(ショーリングの中でワンコを引く人)。
それにペットショップ関係者やショードッグ・ブリーダー、トリマー達が絡みます。

実際ドッグショーの魅力がなくなり、出陳者も減っている本来の理由も分かってはおります。

だってつまらないから。

ショーの構成者を見ても分かるように、ワンコの飼育者が入っていません。

愛しみ、可愛がって、手塩に育てた飼い主さんの割り込む隙がないから。

ハンドラーは、大枚を貰って飼い主さんの変わりにドッグショーでワンコを引き回します。
それはプロとして審査員に印象良くなるよう、目立たせ、欠点を隠し、利点を延ばすようにアピールを重ねます。
歩き方や決めるポーズを作る為に、数ヶ月もの間飼い主さんからワンコを預かり、訓練とドッグショーを繰り返します。
当然、日本の審査員は少数でしかありませんから、審査員とも既に顔なじみ。

そんなドッグショーでチャンピオンを作り上げたワンコは深い愛情の元で育っているのか疑問です。

お金を掛ければチャンピオンになれるドッグショーなんて、突然参加した一般の方が勝てる訳がありません。

しかも…

ハンドラーさんって目立つ事が仕事なんでしょうが、陽の下のホスト君の様なダブルのスーツに日焼け面、妙に白い歯の彼たちや、フリルの付いたショッキングピンクのミニスカートが眩しい半世紀も生きたお嬢さんたちなのですから。

素人どころか私すら圧倒されちゃいます。

JKCは、優秀な質のワンコを目指さなくてはなりません。
別に血統書の発行などは副次的なものであり、あくまでも後世に残す良質な血統作りが主と信じます。
その為にはドッグショーは必須でしょうが。

今は、ハンドラーの為のドッグショーのような気がしてなりません。

愛犬家が直接自分のワンコと共にショーのリングに立ち、ショーのマナーを覚え、一緒に頑張ってチャンピオンに向かっていく。
そんなドッグショーを早く見たいと切望します。


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